男勝りで活発な性格の"シャオホン(小風)"は付き合う仲間も男友達ばかり。仲間と集まればいつもみんなを振り回す"シャオホン"だが、実は異性との恋愛経験のないことをごまかしていただけだった。
もうすぐ誕生日を迎える
"シャオホン"は、恋がしたいという願い事をした。その願いを叶えてあげたいと、仲間達が"シャオホン"に内緒でプレゼントとして引き合わせたのが"ケン(ken)"だった。友達が"シャオホン"に内緒で恋愛の相手を"ケン"に頼み、ある約束の誓いを書いてもらった。最初はお互い乗り気ではなかったのだが、次第に本気で相手のことを好きになっていく二人。
しかし
"シャオホン"の背中には大きな傷跡がコンプレックスで、恋に落ちないように自分にブレーキをかけていた。"ケン"にいろいろ悪ふざけをして、嫌われようとしていた。
しかし一度恋に落ちたら誰にも止められない。最初はただのいたずらのような恋の約束だったが、二人はだんだんお互いのことが気になり始める。
両親が離婚したり、お姉さんが不幸な恋をしたりと、
"シャオホン"にとっての恋愛は壊れやすくて恐いものでしかなかった。そのせいで、"ケン"に惹かれているもののなかなか自分の気持ちに素直になることが出来ないでいた。
そんな中、
"シャオホン""ケン"が書いた約束の覚書を発見してしまう......